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PCBの09年生産額、6.5%減見通し


ニュース 電子 作成日:2008年10月24日_記事番号:T00011114

PCBの09年生産額、6.5%減見通し

  
 プリント基板(PCB)の市場調査機関、米プリスマークの姜旭高主管は23日高雄で行った講演で、2009年のPCB業界の生産額は、世界的な不況を受けて前年比6.5%減少するという見通しを明らかにした。前年比マイナスは7年ぶりのこととなる。24日付電子時報が報じた。 

 プリスマークはまた、業界の景気回復は09年下半期には始まるという見方も示した。これに対し燿華電子(ユニテック・プリント・サーキット・ボード)の許正弘総経理は、「現在のPCB市場の状況は調整に3年を要した01年の生産過剰時よりも、回復に2年かかった91年の不景気の時に似ている。10年にはPCB景気は成長を回復できると考える」という見解を示した。

 許総経理はまた、「携帯電話産業は依然成長しており、台湾には携帯用PCBメーカーが集中しサプライチェーンも整っている。このため、台湾の生産額の減少幅は欧米ほどひどくはならない」という見方も明らかにした。