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一体型デスクトップPCに注目、華碩・エイサーも追随へ


ニュース 電子 作成日:2008年10月24日_記事番号:T00011120

一体型デスクトップPCに注目、華碩・エイサーも追随へ

 
 大型液晶パネルコスト低下に伴う価格の下落や、タッチスクリーンなどの新機能によって、一体型デスクトップパソコン(PC)市場が大手PCメーカーの新たな競争の場として注目を集めている。24日付電子時報が報じた。

 タッチスクリーン操作に対応した一体型デスクトップPC「Touch Smart PC IQ518」の新機種を台湾で23日発表し、同市場での展開を積極的に進める米ヒューレット・パッカード(HP)は、「22インチ、6万台湾元(約17万7,000円)以下の主流機種では今後、1年以内に約2万元値下がりする」との見方を示しており、域内大手の宏碁(エイサー)、華碩電脳(ASUS)や聯想集団(レノボ)も同様の製品を発売する見通しだ。

 HPの新しい「Touch Smart PC」は、販売価格が5万9,900元で、2007年末に発売した第1世代機種よりも2万元安くなっている。モニターも19インチから22インチへと大きくなったほか、ブルーレイディスクが読み取り可能な「スーパーマルチDVDドライブ」も備える。

 HPでは、現在タッチスクリーン対応機種は同社デスクトップPCの5%を占めるに過ぎないが、今後タッチスクリーン機能と価格低下によって主流市場に切り込め、来年の成長が期待できるとしている。

 同製品の生産を受託する和碩聯合科技(ペガトロン)のほか、広達電脳(クアンタ・コンピュータ)や緯創資通(ウィストロン)なども恩恵を受けるとみられる。