ニュース 電子 作成日:2023年9月18日_記事番号:T00111216
アップルのスマートフォン新機種、iPhone15シリーズの予約が好調な中、22日の発売に向け、鴻海精密工業は中国河南省の鄭州工場で生産を急いでいるほか、インドメディアの報道によると、インド工場でスタンダードモデル、iPhone15の組み立てを開始した。10月下旬の現地発売後、インド工場で第4四半期(10~12月)にもiPhone15プラスの組み立てを開始する計画だ。16日付経済日報などが報じた。
劉・董事長は、鄭州工場や従業員寮などを視察し、従業員を激励した(鴻海フェイスブックより)
鴻海は、インド南部のタミル・ナードゥ州の工場でiPhone15を組み立てている。
鴻海は従来、中国工場でiPhoneシリーズ出荷後、6~9カ月遅れで、インドで一部機種を組み立てていたが、徐々に生産開始時期が近づいているようだ。
iPhoneのインド生産比率は今年3月時点で7%だった。25年には25%まで上昇する見通しだ。
市場調査会社、カウンターポイントによると、インドの第2四半期(4~6月)ハイエンドスマホ(約549米ドル)市場は前年同期の2.12倍に急成長した。iPhoneのシェアは59%で、インドはアップルにとって五大市場の一つだ。
アップルは、インドのハイエンドの代理店200店余りで、第2四半期と第3四半期(7~9月)の販売目標を前年同期の2倍近くまで引き上げた。
劉・董事長、鄭州工場視察
鴻海は17日、劉揚偉・董事長が鄭州工場を視察したと公式フェイスブック(FB)に投稿した。鄭州工場はiPhone組み立ての最大拠点だ。業界では、iPhone15シリーズ生産の品質と安定供給を確かめるためとみられている。
外資系証券会社によると、鴻海はiPhone15とiPhone15プロ、iPhone15プロマックスを手掛け、iPhone15シリーズの58~60%を組み立てている。
プロマックスが一番人気
台湾の通信キャリアは13日、通信料金プラン付きのiPhone15シリーズ購入の予約受付を開始し、最上位機種、iPhone15プロマックスは5分で予約が満杯になった。iPhone15プロマックスは11月中旬の出荷予定だ。iPhone15プラスは2~3週間の入荷待ちだ。
米国や日本、中国でも、iPhone15プロマックスが一番人気で、5~7週間の入荷待ちだ。
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