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外国人労働者の削減、失業対策で要求


ニュース その他分野 作成日:2008年10月27日_記事番号:T00011130

外国人労働者の削減、失業対策で要求

 
 行政院の蔡勲雄政務委員は25日、失業対策の一環として、台湾人労働者の雇用を拡大するため、外国人労働者の新規採用停止と削減を強く求めた。27日付工商時報が伝えた。

 蔡政務委員は、短期就業促進プランが今週閣議決定されるのを前に、台湾人労働者の雇用拡大に対する補助金支給や、馬英九政権が推進する「愛台12建設プロジェクト」や介護ヘルパーへの外国人採用を減らすことなどを求めた。これにより、外国人労働者が3万5,000~5万人削減される見通しで、労働力輸入政策は大きな見直しを迫られそうだ。

 蔡政務委員は、厳しい労働環境のシフト勤務職場で、補助金支給を通じて、外国人に代わり台湾人を雇用すべきだと主張し、経済部に善処を求めた。愛台12建設プロジェクトでの台湾人労働者の雇用拡大に向けては、行政院経済建設委員会が行政院公共工程委員会などと調整を進める方針だ。