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サラリーパーソン50万人、兼業で収入確保


ニュース その他分野 作成日:2008年10月27日_記事番号:T00011131

サラリーパーソン50万人、兼業で収入確保

 
 大手求人求職サイト、104人力銀行の統計によると、兼業に適した仕事の求人数はほぼ2万人で横ばい状態が続いている一方、10月の兼業の仕事を希望する求職者数は前年比1万6,373人(約30%)増えて5万4,978人に上り、過去最高を記録した。不景気で収入が減り、さらにリストラによる不安を抱える中、兼業で収入を確保したい考えのようだ。また、1111人力銀行によると現在兼業を行っているサラリーパーソンは50万人に上っているという。27日付工商時報が報じた。
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 104人力銀行によると、求職シーズンは例年、卒業シーズン(6月)か春節(旧正月)明けとなっており、10月に求職者数が増えるのは珍しい。

 104人力銀行の調査では、兼業として希望者が多い業種は、▽飲食業、20.1%▽教育・サービス、20.1%▽小売業、11.2%──となっている。また就業年数や学歴も働き口を守る絶対条件ではなくなってきたようで、「就業年数8年以上」、「修士以上」の求職者が8月以来約1,000人増えたという。

 1111人力銀行の調査でも、同社求職サイト上で、兼業を目的に履歴書を公開している利用者数は、7月から9月の間に25.49%増加し、昨年同期比では94.93%と2倍近く増えている。