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自賠責保険料、来年3月から7.6%引き下げへ


ニュース 金融 作成日:2008年10月27日_記事番号:T00011135

自賠責保険料、来年3月から7.6%引き下げへ

 
 自動車・バイクの強制保険の強制汽車(機車)責任保険(自賠責保険)による賠償額水増し問題で、行政院金融監督管理委員会(金管会)と産物保険商業同業公会(産険公会)による調査が進められた結果、来年3月から自賠責保険の保険料が、自動車で7.85%、バイクで約7.31%、全体で7.64%引き下げられる見通しとなっている。27日付経済日報が財団法人保険事業発展中心の報告として報じた。

 この問題をめぐっては過去2年間、水増しを行った業者への金管会による処分が相次いでいた。賠償額が合理的なものならば、加入者の支払う保険料も引き下げられる余地が出る。

 金管会保険局は、「自賠責保険の保険料率審議委員会での議論を経て決定する」と強調したが、政府関係者によると同委員会は近く審議会を開く予定で、新たな保険料率は来月、金管会から発表される見通しとなっているという。

 なお保険業者は、保険契約が切れる1カ月前までに車両所有者に対し契約継続に関する通知を行わなければならない。