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理美容業界も二極化、曼都髪型が20店閉鎖


ニュース 商業・サービス 作成日:2008年10月27日_記事番号:T00011138

理美容業界も二極化、曼都髪型が20店閉鎖

 
 理容店・美容院業界でも市場の二極化が進んでいる。カット100台湾元(約280円)の低価格店や1,500元以上の高級店は業績が好調だが、全土で約400店を展開する400元前後のチェーン店、曼都髪型(mentor)は今年、既に20店舗を閉鎖した。27日付中国時報が報じた。

 曼都髪型の賴淑芬総経理は、「近年は年8%の成長が続いていたが、今年はマイナス成長に転じなければそれだけでありがたい」と語る。

 このほか、個人経営の理容店・美容院でも1日の来店客がわずか数人で、苦しい経営を強いられる店が少なくない。

 一方、カットをわずか10分100元で行う「百元快速」は、台北駅付近に2年前にオープンさせた1号店で来客数が1日100人を超えるなど好調だ。

 また、台北市信義副都心など東区商圏には、完全予約制で、カットにカラーやパーマを組み合わせると1回1万元を超えるものの、人気歌手の蔡依林(Jolin)など芸能人や経営者に気に入られて、好調な店もあるようだ。敦北南路には若者をターゲットとし、客単価1,000元以上で1カ月1,000人以上が訪れる人気店もあるという。