ニュース 自動車・二輪車 作成日:2023年9月27日_記事番号:T00111410
バイク大手、光陽工業(KYMCO、キムコ)は26日、「RCS Moto」などフラッグシップモデル4車種を発売し、最高2万2200台湾元(約10万3000円)相当の割引や特典を提供すると発表した。キムコは8月1日から、排気量125ccの「GP125」を最低3万9800元で購入できるキャンペーンを実施したところ大好評で、9月20日まで期間を延期し、計6万5500台を販売した。2024年に三陽工業(SYM)からバイク首位の座を取り戻すため、販売促進キャンペーンで攻勢をかける。27日付工商時報が報じた。
キムコの新車種4モデル。左から▽RCS Moto、▽Many Moto、▽RomaGT、▽K1──(キムコリリースより)
キムコが発売した4車種は、▽RCS Moto、▽RomaGT、▽Many Moto、▽K1──。希望小売価格は7万4000~12万3800元。2000~1万元のクーポンやゼロ金利、装備・オプション追加などで、それぞれ8000~2万2200元相当の割引や特典が受けられる。期間は11月30日まで。
キムコのキャンペーン好調を受け、SYMは8月21日から、人気車種の「迪爵(DUKE)125」を最低4万8200元で購入できるキャンペーンを実施している。期間は9月28日まで。
バイク大手2社の割引合戦を受け、台湾山葉機車工業(ヤマハモーター台湾、YMT)などもキャンペーンを打ち出している。
23年市場、2割成長へ
8月のバイク新車登録台数は、▽SYM、3万3444台(シェア39.3%)、▽キムコ、2万6014台(シェア30.6%)──で、大手2社がシェア7割を占める。キムコは、2022年5月にSYMに首位の座を奪われて以来、後塵を拝している。
キムコの柯勝峯・董事長は、各社の参戦で、バイクの購買意欲が高まり、市場全体の2023年通年の新車登録台数は89万台になると予想した。22年は73万4026台で、前年同期比21.2%増える計算だ。
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