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「孔雀ビスケット」、メラミン検出


ニュース 食品 作成日:2008年10月27日_記事番号:T00011142

「孔雀ビスケット」、メラミン検出

 
 台北市衛生局は24日、スナック菓子大手の乖乖が生産した老舗ブランドのビスケット「孔雀餅乾オリジナル風味」から化学物質メラミンが4.62ppm検出されたと発表した。問題のビスケットは直ちに店頭から撤去された。25日付蘋果日報などが伝えた。

 乖乖のマーケティング担当者は「問題のビスケットは開封済みかどうかを問わず売り場で返品を受け付ける」と説明している。

 桃園県衛生局は中レキ工業区(レキはつちへんに歴)の乖乖倉庫でメラミン含有の恐れがある孔雀餅乾1万9,000箱(31万袋)を差し押さえた。

 孔雀餅乾には中国から輸入され、メラミン混入が問題となった膨張剤が使われており、各地衛生局はこの膨張剤の流通先を追跡していた。しかし、膨張剤からメラミンが検出されたことが公表されてから既に1週間が経過しており、当局による検査が後手に回っていることに消費者の批判が相次いでいる。