ニュース 運輸 作成日:2023年10月2日_記事番号:T00111459
桃園国際空港の運営会社、桃園国際機場(桃園インターナショナル・エアポート)の推計によると、中秋節(旧暦8月15日、2023年は9月29日)連休の旅客数は、コロナ前の2019年の94.7%に上った。中秋節の3連休と、双十節(建国記念日、10月10日)の4連休を含む、9月29日~10月11日の14日間の旅客数は延べ162万人以上で、1日当たり平均11万5000人、うち10月1日と8日が12万人近く、ピークになると予測した。1日付経済日報が報じた。
桃園空港によると、連休の需要に合わせ、9月28日〜10月11日の14日間、チャーター便32便を含め106便が増便された。
交通部の統計によると、6月の出境者数は延べ113万1234人、夏休みシーズンの7月は123万5822人、8月は118万2468人と、3カ月連続で100万人台だった。2019年1月の141万2220人以来の100万人台だ。
物価や人件費の上昇で、航空券価格が3〜4割上昇しているにも関わらず、今年は春節(旧正月、2023年は1月22日)連休、児童節・清明節(23年は4月4日、5日)連休、端午節(旧暦5月5日、23年は6月22日)連休と、国際線の航空券が取りにくい状況が続いている。
桃園国際空港はコロナ前の賑わいを取り戻しつつある(桃園国際機場リリースより)
LCC、出境意欲押し上げ
交通部民用航空局(民航局)の統計によると、台湾に就航している格安航空会社(LCC)は22社となった。中華航空(チャイナエアライン)傘下のLCC、台湾虎航(タイガーエア台湾)は、1〜8月の旅客数が延べ135万1823人で、LCCの首位だった。LCCの2位はシンガポール航空グループのスクートで84万6000人、3位はキャセイパシフィックグループの香港エクスプレスで47万8000人だった。
桃園国際機場の楊偉甫・董事長(右4)は27日、空港内のテナントの営業は、コロナ前の8割まで戻ったと説明した(27日=中央社)
民航局関係者によると、第2四半期(4〜6月)以降、航空会社の人員不足問題が解消した。LCCは就航再開、片道599元や999元などの会員限定キャンペーンで、台湾人の出境意欲を刺激している。
交通部観光署の統計によると、上半期(1〜6月)の行き先は日本が延べ179万人で、2位以下は▽中国、59万人、▽韓国、40万9000人、▽ベトナム、34万7000人、▽タイ、34万4000人──だった。
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