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製薬業界、生産ライン大規模改良へ


ニュース その他製造 作成日:2007年6月21日_記事番号:T00001115

製薬業界、生産ライン大規模改良へ

 行政院衛生署薬品検験局はこのほど、製薬業界団体の台湾区製薬公会との間で、国際基準に適合する医薬品生産ラインの構築に向けた検査基準で合意し、7月にも正式発表する。これに伴い、台湾の製薬各社は今年下期から生産ラインの改良作業に着手する。1社当たりの投資額は数億台湾元に達する見通し。21日付経済日報が伝えた。

 検査基準は欧州連合(EU)で採用されている医薬品査察共同スキーム(PIC/S)に基づくもので、新規に建設される工場は同基準への合致が義務付けられるほか、製薬会社168社は2009年までに同基準を満たすことが求められる。

 検査基準はアレルギーを起こす可能性が高い薬品群を重点としており、抗生物質のセファロスポリン、抗がん剤のプレドニゾロン、ホルモンなどはそれぞれ独立した設備で生産しなければならない。