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中国海協会、汚染粉ミルク事件で謝罪


ニュース 政治 作成日:2008年10月28日_記事番号:T00011159

中国海協会、汚染粉ミルク事件で謝罪

 
 中国の対台湾窓口機関、海峡両岸関係協会(海協会)は27日、三鹿集団(河北省石家荘市)製造による有害物質メラミンを含んだ汚染粉ミルクが台湾市場に出回った事件で、「台湾の消費者とメーカーに迷惑と損失を与えた」という謝罪の文書を台湾側の海峡交流基金会(海基会)に送付した。具体的な賠償額などについては触れられていない。28日付中国時報によると、国務院台湾事務弁公室が29日に開く定例記者会見や、陳雲林海協会会長が訪台前に受ける台湾メディアによるインタビューで、この問題への対応が説明されるとみられる。 

 江丙坤海基会董事長は中国側の謝罪表明に対し、「遅れはしたが良いことで、台北で開催される公式協議にプラスだ」と評価した。また、劉徳勲・行政院大陸委員会報道官は「今後、賠償で具体的に責任をとることを期待する」とコメントした。