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9月の景気総合判断指数、ITバブル崩壊後最悪に


ニュース その他分野 作成日:2008年10月28日_記事番号:T00011161

9月の景気総合判断指数、ITバブル崩壊後最悪に

 
 9月の景気総合判断指数は、前月比6ポイント減の12ポイントまで低下し、2001年12月のIT(情報技術)バブル崩壊以来、最低水準となった。株価暴落、工業生産額のマイナス成長、米国と中国向け輸出受注額の減少が主な要因だ。行政院経済建設委員会(経建会)の発表として28日付経済日報が伝えた。
 
T000111611

 
 9月の景気対策信号は、前月の「黄青(後退懸念)」から「青(後退)」に再び後退した。「青」信号点灯は7月に続いて今年2回目。

回復は来年半ば
 
 ITバブル崩壊を受けての景気後退局面では、00年12月から02年2月にかけて15カ月間連続で「青」信号となっている。このことから経建会では、今回も12~15カ月間は後退局面が続くと判断しており、今年5月の「黄青」信号から起算し、回復は来年半ばになると予測した。

 なお、9月の景気先行総合指数は106.4で、昨年11月から11カ月連続で下降している。