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フランチャイズチェーン、店舗増加幅が1割縮小


ニュース 商業・サービス 作成日:2008年10月28日_記事番号:T00011169

フランチャイズチェーン、店舗増加幅が1割縮小

 
 台湾連鎖加盟業促進協会の李培芬秘書長によると、今年は不景気でフランチャイズチェーン店の増加幅が例年比で約1割縮小する見通しだ。28日付経済日報が報じた。
 
 李秘書長によると、フランチャイズチェーンの新規開店は例年約1万5,000店に上る一方、閉店も1万店に達するため、純増数は約5,000店となる。しかし今年は開店数が減少し、閉鎖が増加したためこの水準に到達するのは難しいとみられる。
 
 業種別では特に飲食業が厳しいようだ。全土に325店を展開する喫茶チェーン、85度Cの李曜洲同社経理によると、汚染粉ミルク事件の影響が最も深刻なときには客足が3割落ちた。徐々に回復してきているものの、それでも事件前より来店客は1割少ないという。 
 
 同社は昨年より新規のフランチャイズ加盟を中断しており、今年は直営店5店を新規オープンさせたのみ。売上高は昨年並みを維持できるというが、大幅増収を達成できないのは創業以来初めてとなる。