ニュース 電子 作成日:2008年10月28日_記事番号:T00011184
聯華電子(UMC)は27日、28ナノメートルプロセス技術によるSRAM(記憶保持動作が不要な随時書き込み読み出しメモリー)チップの試作に成功したことを発表した。28日付工商時報が報じた。
UMCによると、同チップは低リーク電流プロセスを採用し、液浸リソグラフィーを利用したダブルパターニングで製作された。6トランジスタのSRAMで大きさは約0.122平方ミクロンだ。素材はHigh-k/メタルゲートおよびシリコン酸窒化膜(SiON)の2種類を提供できる。
同社は現在、12インチ工場で40ナノプロセス製品の量産を行っており、28ナノはその2倍近い高密度となる。同社は今後、28ナノプロセス向けプラットフォームを確立し、32ナノプロセスの提供も行う予定だ。今回の発表は業界内で、UMCが28ナノプロセスをフルノード技術とすることを示唆するものだとみられている。
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