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08年台湾の携帯電話販売額、前年比10%減に=台湾サムスン


ニュース 電子 作成日:2008年10月28日_記事番号:T00011186

08年台湾の携帯電話販売額、前年比10%減に=台湾サムスン

 
 景気低迷は携帯電話の売れ行きにも影響を及ぼしている。台湾サムスン電子では、今年の台湾市場全体の携帯電話販売台数は700万台にとどまり、昨年の730万台から約4%減少、販売額では昨年の11億米ドルから10億米ドル前後まで約10%減少すると予測している。28日付工商時報が報じた。

 域内および海外の各メーカーが不景気に苦戦する中、サムスンとLG電子の韓国2大手は販売台数、売上高ともに成長しており、サムスンの9月の市場シェアは18.9%の過去最高を記録した。台湾サムスンの柳在炫(ユ・ジェヒョン)モバイル通信事業部協理は、「年間では目標の20%を達成できる」と自信を見せる。

 一方中華電信の陳長栄協理によると、同社モバイル通信の年間売上高は前年比2%の減少が予測されるという。データ通信事業の発展が著しく、前年比2~3割成長するとみられるものの、依然音声サービスが売上高全体の9割を占めており、同社では年間目標の749億台湾元(約2,800億円)達成に向けて努力するとしている。