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「蘋果日報の性暴力報道は行き過ぎ」、女性団体が批判


ニュース 社会 作成日:2008年10月29日_記事番号:T00011194

「蘋果日報の性暴力報道は行き過ぎ」、女性団体が批判

 
 大手紙、蘋果日報の性暴力事件をめぐる報道が過剰で、被害者を傷つけ子供に悪影響を与えているとして、台北市女性権益促進協会など7つの女性団体が29日共同で抗議を表明し改善を求めた。29日付自由時報が報じた。

 女性団体は、「セックスによる悪霊退散を信じた美人大学生、4時間で3回犯される」など露骨な表現やイラストはポルノ同然で、被害者を公衆の前で乱暴しているもに等しいと強く非難。即刻こうした報道をやめない限り、不買運動を展開すると宣言するとともに、コンビニエンスストア最大手の統一超商(プレジデント・チェーンストア)に対し、セブン-イレブンの店頭から蘋果日報を撤去するよう呼び掛けた。

 台北市女性権益促進協会はまた、性暴力事件の報道が詳細すぎるのは警察の担当者がこうした取材に応じているためで、被害者を守る責任を果たしていないと批判した。

 女性団体の批判に対し蘋果日報編集部は、「指摘に感謝し、改善を図る」とコメントした。