ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

8月の対中輸出額、前年比13%増


ニュース その他分野 作成日:2008年10月29日_記事番号:T00011196

8月の対中輸出額、前年比13%増

 
 台湾の対中輸出額が8月、74億米ドルで前年同月比13%増となり、過去2番目の成長率を記録したと経済部貿易局が27日発表した。ただ貿易局関係者は、「対中輸出が実際に成長したわけではなく、石油製品などの原料価格上昇が生み出した現象だ」と分析している。29日付工商時報が報じた。
T000111961

 
 中国向けの輸出項目のうち、8月は石油および歴青油などの原料輸出額が前年比811.8%の大幅な成長を見せ、輸出額成長の主因となった。

 その他項目では、液晶機器が前年比21.2%、有機化学製品が同23.3%と比較的大きな成長を見せた一方、電機設備および部品は小幅な減少 となった。

 また貿易局では、輸出額の先行指標となる輸出受注額は中国からの受注が8、9月ともにマイナスを示しているため、9月以降の対中輸出額成長率は縮小またはマイナスに転じると予測している。