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中台貨物チャーター便、台湾側は最低1日1便に


ニュース 運輸 作成日:2008年10月29日_記事番号:T00011202

中台貨物チャーター便、台湾側は最低1日1便に

 
 政府関係者によると、3日に中国の対台湾窓口機関、海峡両岸関係協会(海協会)の陳雲林会長らが訪台して開催される中台公式協議で、航空直航便に関して台湾側は貨物チャーター便を1日に少なくとも1便、旅客チャーター便は平日に少なくとも50~60便を運航することに決まる見通しだ。29日付工商時報が報じた。

 貨物チャーター便については、中華航空(チャイナエアライン)と長栄航空(エバー航空)がそれぞれ1日1便の運航を希望しているが、中国側は1日合計1便で、2社が交代で運航することを求めているとみられる。発着点は旅客チャーター便より少なく、上海、広州を主要地点とすることになりそうだ。

 政府関係者によると、中国側は旅客便の空きスペースに貨物を積み込むことを承諾しておらず、これが実現するのは定期チャーター便の就航を待つことになりそうだ。

 一方、旅客チャーター便の各航空会社への便数配分方法について交通部民用航空局(民航局)の林信得副局長は、「国内遠隔地への運航の貢献度、保有する機体数などを考慮して決める」としている。