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工業用紙11月オファー価格、1トン1千元の値下げも


ニュース その他製造 作成日:2008年10月29日_記事番号:T00011208

工業用紙11月オファー価格、1トン1千元の値下げも

 
 景気後退による需要の縮小を受け各工業用紙メーカーでは、11月のオファー価格を1トン当たり約1,000台湾元引き下げ、1万4,500元(約4万1,200円)前後とする可能性があるとしている。値下げにより消費を刺激したい考えだ。これに伴い、工業用紙の原料となる古紙価格も、1キログラム4元以下まで下落することが予測されている。29日付工商時報などが伝えた。

 工業用紙域内最大手、永豊餘造紙の鍾弘治総経理によると、欧米市場での景気低迷の影響によって域内工業用紙業界では今年中旬から減産圧力が増大しており、当初5~10%だった減産幅は、10月からは一部で20%にまで拡大しているという。

 なお、中国市場では値下げ競争が続いている こともあり、永豊餘造紙では第3四半期、4,100万元の損失を計上した。