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作成日：2008年10月29日_記事番号：T00011209
三洋紡織のＰＰ繊維、生産能力倍増へ
機能性ポリプロピレン（ＰＰ）繊維やナイロン６および66を主に手掛ける三洋紡織纖維の黄俊銘総経理は、ＰＰ繊維の月産能力を現在の300トンから、来年末までに２倍の600トンに拡張する考えを示した。29日付工商時報が報じた。
黄同社総経理によると、ＰＰ繊維はリサイクルに適しており、市民の環境保護意識が高まる中、市場規模は年間20％以上の成長が見込める。このため同社はＰＰ繊維の売上高全体に占める割合を、現在の30％からさらに上げていく考えだ。なお同社はこのほど、総合化学メーカーの独ＢＡＳＦから世界で初めて、可染性ＰＰ繊維のライセンス供与を受けている。
