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日本製紙、永豊餘の板紙事業に3千万ドル出資


ニュース その他製造 作成日:2008年10月29日_記事番号:T00011210

日本製紙、永豊餘の板紙事業に3千万ドル出資

 
 製紙最大手の永豊餘造紙は28日、日本製紙グループ(本社・東京都千代田区、芳賀義雄社長)が、合弁で英領ケイマン諸島に設立する新会社を通じて同社の板紙事業に3,000万米ドルの出資を行うと発表した。両社は昨年11月に業務提携の覚書を締結して以来、販売提携や技術交流などを進めてきたが、今後は共通の基盤を構築し、共同で事業を展開したいとしている。29日付経済日報などが伝えた。
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 日本製紙では具体的な出資時期や事業の進め方については、両社で協議しながら確定していくとしているが、永豊餘は同日、出資額について今年11月に1,000万米ドル、来年3~4月ごろに2,000万米ドルが予定されていると発表した。

 永豊餘の鍾弘治総経理は、両社の事業展開はまずアジア市場を中心に行われ、その後他の市場に拡大していく計画だとした。中国では永豊餘が、ベトナムやタイでは日本製紙が比較的大規模に事業を行っており、双方の市場拡大に有益であることを強調した。