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ノートPC向けPCB、来年の生産能力15%増


ニュース 電子 作成日:2008年10月29日_記事番号:T00011216

ノートPC向けPCB、来年の生産能力15%増

 
 ノートパソコン(ノートPC)の世界市場全体の出荷台数は来年、今年比約20%増の1億5,300万台が予想される一方、ノートPC用プリント基板(PCB)の生産能力は、アナリストによると約15%の増加にとどまる見通しだ。このため関連PCB業者にとっては良好な需給状況が期待できそうだ。29日付電子時報が報じた。

 しかし、ノートPC用PCB業者の対応はまちまちで、最大手の瀚宇博徳(ハンスターボード)が月産60万平方フィート分の生産能力拡張を決めた以外は、健鼎科技(トリポッド・テクノロジー)は中国無錫4A工場に25万平方フィートの生産拡大余地があるものの、現段階で生産拡張の予定はない。

 月産50万平方フィートでノートPC用への参入を計画していた精成科技(グローバル・ブランズ・マニュファクチャー)も、市場の状況を見て進度を決めるとしている。

 また、中国がPCB生産能力拡充を厳しく制限していることが、中国に展開するPCBメーカーの生産拡大にとって依然変数となっている。