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9月の不渡り119億元、卸・小売業が20%以上


ニュース その他分野 作成日:2008年10月30日_記事番号:T00011225

9月の不渡り119億元、卸・小売業が20%以上

 
 中央銀行の統計によると、9月の手形の不渡り総額は前月比48.33%増加の119億台湾元(約350億円)となり、うち残高不足によるものが0.69%と過去半年で最高水準に達した。また、卸・小売業の不渡りが金額で20%、枚数で26.87%を占め、業界の信用悪化が浮き彫りになった。30日付工商時報が伝えた。
 
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 9月の不渡り枚数は前月比32.4%増加の4万3,401枚に上った。また、不渡り額1億元以上のケースが前月の0件から7件に増加し、総額は19億3,000万元、内訳は個人2件(合計金額3億元)、法人5件(同16億3,000万元)だった。

 銀行関係者からは、金融危機の影響で金融機関が融資に慎重になっているため、来年第1四半期にかけて資金不足で倒産する中小企業が続出するという観測も出ている。