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銀行の窓口手続き手数料、値上げ傾向に


ニュース 金融 作成日:2008年10月30日_記事番号:T00011231

銀行の窓口手続き手数料、値上げ傾向に

 
 民間銀行で、窓口手続きの手数料値上げが続いている。中国信託商業銀行(CTB)は来年1月から、店頭での各手続き手数料の値上げを発表した。過去の取引履歴の閲覧の現在の150~200台湾元から200~300元(約585~878円)に、ICキャッシュカードの暗証番号紛失による再設定は50元から100元に、印鑑紛失による変更費用は100元から200元に値上される。小切手の現金化手続きの手数料も、現在の1件当たり5元から10元への値上げとなる。30日付経済日報が報じた。

 このほか、午後2時以降閉店までの時間帯で、窓口振込料金を従来の30元から50元へと6割程度値上げした銀行もある。

 ここ数年、銀行業界はコスト削減のため、手数料無料とする口座残高の下限を設定するなどして、「利用者負担」の推進に取り組んできた。業界では一般の預け払いや振込みなどを、できるだけATMやインターネットを通じて行ってほしいとしており、店頭では資産運用などのサービスを拡大する方針だ。