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台北市で百貨店出店ラッシュ、阪急も来年オープンへ


ニュース 商業・サービス 作成日:2008年10月30日_記事番号:T00011235

台北市で百貨店出店ラッシュ、阪急も来年オープンへ

 
 台北市では、来年末までに百貨店5店舗が相次いでオープンし、売り場面積は5万坪近く増える見通しだ。今後台北最大のショッピングエリアへの発展が見込まれる信義区には、阪急百貨店も出店を予定している。30日付蘋果日報が報じた。
 
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 阪急百貨店は来年末オープン予定で、統一集団がBOT(建設、運営、譲渡)方式で請け負う、都市交通システム(MRT)板南線市政府駅周辺開発計画の一環だ。同ビルには東急ホテルズも進出する予定。

 信義区エリアではこのほか、銅線材、電線ケーブルで台湾最大手の華新麗華が信義計画区A6に「華新麗華信義大楼」(総床面積2,200坪)を建設し、米有名ブランドなどを誘致してショッピングモールを来年第1四半期にオープンさせる予定だ。

 また信義計画区A3では、国泰金融控股金傘下の生保大手、国泰人寿(キャセイライフ)が37階建ての総合商業ビルを建設して2011年にオープンさせる予定で、既にフォーシーズンズホテルが進出を決めている。

 このほか台北市士林区の天母エリアでは、太平洋そごうがルイ・ヴィトン、シャネルなどの国際ブランドを誘致して今年末に開店する予定で、既存の新光三越、大葉高島屋に太平洋そごうが加わり同エリアは「百貨店三国時代」に突入する。また、台北駅付近でも来年第3四半期、若者をターゲットとする商業施設、「京站商場」がオープンする予定だ。