ニュース 商業・サービス 作成日:2023年11月23日_記事番号:T00112370
春節(旧正月、2024年は2月10日)が近づく中、企業が尾牙(忘年会)会場の予約を進めており、高級ホテルは予約がほぼ満席となっている。新型コロナウイルス流行による自粛ムードが薄れ、テック業や金融業では、参加者1万人以上の大規模な忘年会を4年ぶりに開催する企業も多い。老爺酒店集団(ホテルロイヤルグループ)は、アフターコロナで、大人数で開催するためか、例年より早くから企業の問い合わせがあると説明した。23日付経済日報が報じた。
高級ホテル、台北晶華酒店(リージェント台北、中山区)を傘下に擁する晶華国際酒店集団(シルクスホテルグループ)は、大規模な忘年会の予約は10件あり、合計5000テーブルになると予想している。最も規模が大きいのは、あるテック企業の850テーブルだ。
寒舎集団(マイハンブルハウスグループ)は、傘下ホテルの台北喜来登大飯店(シェラトングランド台北ホテル、中正区)と台北寒舎艾美酒店(ルメリディアン台北、信義区)の忘年会の予約はほぼ満杯だと説明した。料金は前年より1テーブル当たり1000~2000元(約4700~9400円)引き上げた。過去2年と比べ、早くから予約があり、売上高はコロナ前の水準に回復すると説明した。
凱撒飯店連鎖(シーザーパークホテル&リゾート)は、台北凱撒大飯店(シーザーパークホテル台北、中正区)など4館の忘年会の予約は前年より早く、ほぼ90%埋まった。売上高は10~15%増える見込みで、コロナ前の19年を上回っている。
雲品国際酒店(FDCインターナショナル・ホテルズ)は、大規模な忘年会予約は、1000テーブル以上が3件で、500テーブル以上は8件あると説明した。予約は計1万2000テーブル以上あり、95%埋まっている。人件費や食材コストが15~20%上昇し、1テーブル当たり料金を前年比15~20%値上げした。ケータリングは忘年会と春節明けの春酒(新年会)を合わせて前年の2倍で、コロナ前を上回る見通しだ。
新年会の予約も
シルクスホテルグループは、企業の新年会の予約は前年同期の60%埋まっており、医療業や飲食業の問い合わせが多いと説明した。
寒舎集団は、新年会の予約も例年より早く、シェラトングランド台北はテック業が多く、ルメリディアン台北はテック業と金融業が多いと明かした。
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