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富邦人寿、香港合弁子会社から出資引き上げ


ニュース 金融 作成日:2007年6月22日_記事番号:T00001124

富邦人寿、香港合弁子会社から出資引き上げ

 
富邦金融控股傘下の富邦人寿は21日、香港にある米メットライフ・ワールドワイド・ホールディングスとの合弁子会社、富邦大都会人寿の持ち株50%を、5,600万米ドルでメットライフに売却したと発表した。富邦金控では、香港の保険市場が飽和状態であることを売却の理由に挙げており、今後は中国大陸や東南アジアの保険市場を重点的に開拓する意向だ。

 今回株式を売却した富邦大都会人寿は、2002年5月に富邦人寿と米シティグループが50%の折半出資で設立した香港富邦花旗人寿が前身で、シティグループは05年7月にメットライフに株式を売却していた。

 富邦人寿によるメットライフへの株式売却で、過去に富邦とシティグループが戦略的提携関係の下で展開した事業は、全て終了したことになる。シティグループは現在では、富邦金控に単に出資を行っているにすぎない。22日付経済日報が報じた。