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台塑石化の第3オレフィン工場、年次保守を延期


ニュース 石油・化学 作成日:2008年10月30日_記事番号:T00011241

台塑石化の第3オレフィン工場、年次保守を延期

  
 台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)は、需要の低迷を受け、現在行っている第6ナフサ分解プラント(通称六軽、雲林県麦寮郷)、第3オレフィンプラントの年次保守の期間を、予定していた11月中旬までから、さらに延長することを決めた。操業再開は市況をみて判断する。30日付経済日報が報じた。
 
 石化製品の価格は、国際原油価格の下落を受けて大幅に落ち込んでいる。この1カ月でエチレンは従来の半額近い1トン当たり500~510米ドルに、プロピレンは60%近く下がり460~470米ドルとなっている。操業を再開した場合、需要がさらに低迷すると判断したようだ。業界関係者は、景気は年内に底を打つとみている。