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自動車販売不振、各社メンテナンス商機を狙う


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2008年10月30日_記事番号:T00011242

自動車販売不振、各社メンテナンス商機を狙う

 
 和泰汽車、裕隆日産汽車、中華汽車工業、福特六和汽車などの自動車メーカー・販売大手は、自動車不況による業績悪化を食い止めるため、年間500億~600億台湾元(約1,474億~1,770億円)規模とされるメンテナンス市場での商機獲得に注力している。30日付工商時報が報じた。

 三菱車を扱う中華汽車では、販売した三菱車が定期点検・補修のためにメンテナンス工場に戻って来るまで期間が、これまでの3~6カ月から6~8カ月に伸びている一方、今年は同サービスを受ける車のうち、他社ブランドの割合が10%上昇しているという。

 またフォード車の新車販売の落ち込みが激しい福特六和は29日、全塗装・板金サービスをを相場より2~3割安い1万5,999元で行うと発表しており、他ブランド車の獲得に必死だ。

 さらに、これまで「自社の扱うブランドにしか点検・補修サービスは行わない」としてきた和泰汽車も、全土のメンテナンス工場で他社ブランドの定期点検や塗装・板金サービスを年内に開始する。