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巨騰国際、マグナリウム合金メーカーに出資へ


ニュース 電子 作成日:2008年10月30日_記事番号:T00011244

巨騰国際、マグナリウム合金メーカーに出資へ

 
 ノートパソコン(ノートPC)用筐体(きょうたい)世界最大手の巨騰国際控股は29日、ノートPC受託生産大手の仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)の投資会社である、モーリシャス登記のワーユィン・テクノロジー・ホールディングス(華元科技)の株式を53.4%取得すると発表した。ワーユィンを通じ、マグナリウム合金による筐体メーカーの宏葉新技(台湾)と句容華葉新技(中国江蘇省)に間接出資する。30日付経済日報が伝えた。
 
 巨騰国際は今回、華元科技の増資を引き受けるほか、仁宝電脳からの株式譲渡を受ける。この結果、仁宝電脳による出資比率は69.7%から31.5%に低下する。
 
 巨騰国際は仁宝電脳が仲介役を果たして実現したもので、ノートPC用筐体分野での業界提携の拡大を目的としている。仁宝電脳にとっては、プラスチック製筐体を主力とする巨騰国際とも提携関係を築いたことで、需要期にも安定した部品供給を確保できるメリットがある。