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富士康、ブランドMBから撤退観測


ニュース 電子 作成日:2008年10月30日_記事番号:T00011247

富士康、ブランドMBから撤退観測

 
 30日付電子時報によると、鴻海集団傘下の富士康科技集団(フォックスコン)が競争環境の悪化を理由に自社ブランドマザーボード(MB)から撤退を検討している。これについて丁祈安・鴻海集団スポークスパーソンは「聞いたことがない」と確認を避けている。

 業界関係者によると、富士康の製品はミッドローエンドの位置付けで、華碩電脳(ASUS)や技嘉科技(ギガバイト・テクノロジー)には歯が立たなかった上、ミッドロー市場が縮小する中で、撤退は予想されていたことだったという。ただ、富士康はOEM(相手先ブランドによる生産)の実力は高く、華碩も発注を行っている。

 富士康は2004年にブランドMB市場に進出。05年は600万枚、07年は1,000万枚を出荷した。鴻海によると、今年は前年比3割の成長が見込まれていた。