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奇晶光電、大型OLEDパネルに注力


ニュース 電子 作成日:2008年10月30日_記事番号:T00011249

奇晶光電、大型OLEDパネルに注力

 
 奇美電子(CMO)傘下でアクティブ型有機ELディスプレイ(AMOLED)を生産する奇晶光電(台南県新市郷)の朴聖洙総経理は29日、「有機発光ダイオード(OLED)パネルの生産では、利益の少ない小型パネルを縮小し、今後は大型パネルに注力する」と表明した。来年は大型パネルの比重を70%まで引き上げ、7.6インチ型デジタルフォトフレームなどをターゲットとして黒字転換を目指すとしている。30日付経済日報が報じた。

 朴総経理によると、同社のOLEDパネルは今年、上半期は2.4および2.8インチ型、下半期は3.4および4.3インチ型が主力となっているが、第4四半期中に月産3万枚で7.6インチ型の量産に入る計画だ。

 また、29~31日にパシフィコ横浜で開催中のフラットパネルディスプレイ国際展示会「FPD International 2008」に出席した朴総経理は、「当社は今年、厚さ0.9ミリメートルの25インチ型OLEDパネルを出展しているが、これは大型OLEDパネルとしては初めての薄型製品」と胸を張った。奇晶光電では同製品を10年から量産したい考えだ