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勝華、来年の3割増収予測


ニュース 電子 作成日:2008年10月31日_記事番号:T00011278

勝華、来年の3割増収予測


 携帯電話用パネル大手、勝華科技(ウィンテック)の黄顕雄董事長は30日、携帯電話端末メーカーの世界上位3社から新規受注に成功し、来年2月にも本格的な出荷を開始することを明らかにした。同社は来年の売上高が今年比30%増加すると見込んでいる。31日付経済日報が伝えた。

 黄董事長はまた、同社が瀚宇彩晶(ハンスター)から買収した第3世代TFT─LCD(薄膜トランジスタ液晶ディスプレイ)工場の稼働率が低い点について、「液晶パネル以外の売り上げ比率を高めており、月間売上高が35億台湾元(約104億円)あれば損益が均衡する」と述べ、9月から単月黒字を計上していると説明した。
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 同社はまた、29~31日にパシフィコ横浜で開催されたフラットパネルディスプレイ国際展示会「FPD International 2008」で4.3インチのカラー電子ペーパーを発表した。黄董事長は「技術的な準備はできており、発注があれば6インチ電子ペーパーも量産が可能だ」と述べた。