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東南アジアなど5カ国、条件付きで観光ビザ免除へ


ニュース その他分野 作成日:2008年11月3日_記事番号:T00011293

東南アジアなど5カ国、条件付きで観光ビザ免除へ

 
 行政院は先ごろ、部会(省庁)横断会議を開き、インド、インドネシア、タイ、フィリピン、ベトナムの5カ国の国民に対し、条件付きで観光査証(ビザ)を免除する方針を決定した。3日付経済日報が伝えた。
 
 観光ビザが免除されるのは、上記5カ国の国民が、米国・カナダ・欧州の永住権またはこれらの国への数次有効入国査証(マルチビザ)を保有する場合、および米国・カナダ・欧州を目的地とする航空券を所持し、台湾を通過する場合だ。
 
 行政院の范良銹政務委員は、桃園空港を通過する東南アジアの旅客は1年に400万人を超えており、これらの人を観光に呼び込み、域内での消費を促進したいとしている。観光局はこの4割が1日半台湾に滞在し、1日当たり230米ドルを消費すれば100億台湾元(約300億円)の商機が見込めるとしている。
 
 范政務委員は外交部など関連部所に対し10日以内に具体案を提出するよう指示しており、半月以内に開かれる会議で正式に決定する見通しだ。