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台湾人寿、日本の生保が出資意欲?


ニュース 金融 作成日:2008年11月3日_記事番号:T00011297

台湾人寿、日本の生保が出資意欲?

 
 台湾人寿保険の増資引受先として、日本の生命保険会社が名乗りを上げたが、台湾人寿が既存株主の反対を受けて断ったとの観測が出ている。洪鴻銘台湾人寿総経理はこれに対し、「日本の友人が当社を訪問するのはいつものこと」と明確な回答を避けた。3日付経済日報が報じた。

 世界的な金融危機で株式市場が下落し、海外の機関投資家にとって台湾市場は「お買い得」になっていると経済日報は指摘。また生保業界関係者によると、中国への進出を目指す日本の生保会社にとって、台湾市場は格好の試金石となるため、最近日本の大手生保の多くが台湾での投資のチャンスを模索しているという。

 これを裏付けるように第一生命保険は先日、新光金融控股の持ち株比率を従来の5.99%から、日本の規定での出資上限14.9%まで年内に引き上げることを決めている。