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南亜電路、プリント基板市場に底打ち認識


ニュース 電子 作成日:2007年6月22日_記事番号:T00001130

南亜電路、プリント基板市場に底打ち認識


 プリント基板大手、南亜電路の張家ホウ(ホウは金へんに方)総経理は21日、年初来低迷するプリント基板市場が、第2四半期で底を打ったとの認識を示した。22日付経済日報が伝えた。

 張総経理は同日開かれた定時株主総会で、「フリップチップ基板の生産が30%増えたのに対し、第1四半期のパソコン市場は10%の伸びにとどまり、需給不均衡状態にあったが、6月以降は回復を示している」と指摘した。

 同社はまた、市場から30億台湾元をかけ自社株を買い戻し、従業員に譲渡することを決めた。買い戻し価格は135.8~284台湾元を見込む。株価の下落防止が目的とみられる。

 同社株式は昨年4月に上場し、株価は一時373元まで上昇したが、今年に入り業績が低迷し、21日は194元で引けた。昨年は純利益17億5,900元を計上したため、同日の株主総会で決議された配当は15.3元と好調だった。