ニュース 商業・サービス 作成日:2023年12月28日_記事番号:T00113013
クレジットカードブランド大手Visa(ビザ)が27日発表した調査によると、台湾人は今後1年間で平均3回以上の海外旅行を計画しており、目的地は日本との回答が50%で首位だった。日本旅行の平均旅費は7万台湾元(約32万円)近かった。日本をまた旅行したいと95%が回答した。28日付工商時報が報じた。
双十節(建国記念日、10月10日)連休前後の新千歳空港。最近の札幌市内でも、台湾人観光客の姿をよく見かけるという(YSN撮影)
ショッピング、旅費の2割以上
日本旅行の主な目的は、グルメが78%で最高だった。ショッピングは50%以上で、旅費の20%以上を占める。
新鮮な刺し身は、台湾人にとって日本グルメの定番の一つだ(YSN撮影)
日本旅行の旅費は、シルバー世代が1回当たり10万元近く、小家族は9万元以上だった。Z世代(ジェネレーションZ、今のおよそ15〜25歳)は、旅費を抑えて日本旅行する傾向がある。
日本旅行では主にクレジットカードで決済すると、84%が回答した。ホテルや航空券の予約のほか、79%が旅行先でもクレジットカード決済すると回答した。
アフターコロナと円安で、筆者(20代女性、台北出身)の周りでも、日本旅行を計画している人が多い。日本旅行で、グルメとショッピングで10万元以上使った人もいる。台湾では買えない、または台湾では割高になる医薬品や衣料、家電などを、家族や友人に頼まれて購入する人も多い。
民泊検索数も首位
Visa調査の台湾人の旅行先ランキングは、首位の日本に続き、2位以降は▽韓国、11%、▽中国、11%、▽オーストラリア、8%、▽タイ、7%──の順だった。
一方、民泊仲介サイトAirbnb(エアービーアンドビー)が発表した2024年世界の旅行トレンド予測によると、24年第1〜3四半期(1〜9月)の旅行先として同社サイトで最も検索されたのは、日本が最多で、前年同期の3倍以上だった。台湾は2位だった。3位以下は、▽アルバニア、▽シンガポール、▽フィンランド──などだった。
【セミナー情報です】
日本人向けワイズ経営塾、台湾新任編で、経営の基礎と、台湾のビジネス環境を学びませんか?経営者が知っておくべき法律や在台日系企業の給与事情もご紹介します。2月6日開講。
検索は「ワイズ経営塾、2月6日」。
【セミナー情報の詳細はこちら】
https://www.ys-consulting.com.tw/seminar/111124.html
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722