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WiMAX免許、中華聯網に追加発給か


ニュース 電子 作成日:2008年11月3日_記事番号:T00011317

WiMAX免許、中華聯網に追加発給か

 
 国家通訊伝播委員会(NCC)による次世代高速無線通信規格WiMAX(ワイマックス)免許申請資格審査に不合格となった中華聯網寛が審査結果を不満として行政訴訟で争っており、仮に同社が勝訴すれば、NCCは南部で免許の追加発給を迫られる可能性がある。3日付電子時報が伝えた。
 
 中華聯網は昨年のWiMAX事業権免許入札に先立つ資格審査で南部での免許取得を目指したが、審査の評点は74点で入札資格の最低基準である75点にわずかに及ばず、入札参加が認められなかった。これを不満とする同社はNCCへの異議申し立てが却下された後、行政院への申し立てで処分取り消し決定を勝ち取り、現在は行政訴訟で争っている。
 
 免許入札では参入を希望する企業が将来的に売上高に応じて政府に収める特許費の比率を示すことになっており、中華聯網が示した特許費算定比率は競合企業を上回っていた。このため、同社は審査結果で不合格となったことは合理性を欠くと主張している。
 
 南部では大同電信、遠伝電信(ファーイーストーン・テレコム)、威達有線電視が免許を獲得しているが、中華聯網が勝訴してNCCが免許の追加発給を迫られた場合、過当競争が懸念される。