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石油製品の貨物税減税措置、終了を提案


ニュース 石油・化学 作成日:2008年11月4日_記事番号:T00011332

石油製品の貨物税減税措置、終了を提案

 
 今年5月下旬から実施されている石油製品の貨物税(物品税)減税措置について、財政部が価格下落を理由に期限の11月27日で予定通り終了させるよう、行政院経済建設委員会(経建会)に提案した。4日付工商時報が報じた。

 減税措置は、今年上半期の石油製品価格の高騰に伴い行われていたもので、ガソリン1リットル当たりの貨物税は6.83台湾元(約20.6円)から5.53元へと1.3元、ディーゼル油は3.99元から2.59元へと1.4元、それぞれ引き下げられていた。WTI原油価格は減税措置が始まった5月28日時点で1リットル当たり129米ドルだったが、10月末の段階で63米ドルと50%以上下落したため、財政部は減税措置の打ち切りが妥当と判断した。

 なお、ガソリン輸入関税の10%から5%への半減措置も今月15日で期限を迎えるが、財政部は法規の改正によって免税化を目指している関係から、当面措置を継続する考えだ。