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工作機械の対中輸出、初のマイナス成長


ニュース 機械 作成日:2008年11月4日_記事番号:T00011335

工作機械の対中輸出、初のマイナス成長

 
 今年上半期の工作機械の中国向け輸出額は、前年同期比8.7%減の5億8,700万米ドルだった。成長率がマイナスに転じたのはこれが初めてだ。4日付経済日報が報じた。
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 台湾区機器工業同業公会によると、対中輸出額の減少は、中国が近年、台湾からの工作機械輸入に関する免税条件を厳格化してきたためだ。今年10月からは関税免除が取り消され、税負担額は約30%まで増える見通しだ。

 今年上半期の中国の工作機械輸入額は、前年同期比7%増の35億6,300万米ドルだった。台湾からの輸入が占める割合は全体の16.5%で、初めてドイツ(シェア2位、19.1%)に抜かれ、3位に転落した。ドイツからの輸入額は、前年同期比22.8%増の6億8,200万米ドルだった。シェア首位(34.2%)の日本は、前年同期比7.3%増の12億1,900万米ドルだった。