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陳雲林・海協会会長、「抗議の声は聞こえた」


ニュース 政治 作成日:2008年11月4日_記事番号:T00011349

陳雲林・海協会会長、「抗議の声は聞こえた」

 
 中国・海峡両岸関係協会(海協会)の陳雲林会長は3日、宿泊先の円山大飯店(グランドホテル)をはじめ行く先々で民進党や本土派団体などによる抗議が行われたことについて、「(抗議の声が)聞こえたし、目でも見た」と話し、「どんなことにでも異なる意見はあるものだ」と理解を示した。ただ、「彼らもいつか、われわれのやり方が両岸(中台)同胞の利益のためだと分かってくれる」と強調した。4日付中国時報が報じた。
 
 3日は陳会長が桃園国際空港から円山大飯店へ向かう沿道やホテル周辺、歓迎晩餐会が行われた台北101ビルなどで、独立派やチベット独立支持者、中国で禁止されている気功団体・法輪功のメンバーなどが抗議活動を行い、「台湾は中国の一部ではない」、「チベット独立」などと声を上げた。
 
 また、民進党と台湾団結聯盟(台聯)も立法院周辺で抗議活動を行い、「台湾中国、一辺一国(台湾と中国はそれぞれ別の国)」などのスローガンを叫んだ。
 
 しかし、厳重な警備態勢の下、陳会長の日程に全く影響は出ず、予定通り各種歓迎イベントをこなした。