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海外進出企業54社、台湾へのUターン上場検討


ニュース 金融 作成日:2008年11月5日_記事番号:T00011357

海外進出企業54社、台湾へのUターン上場検討

 
 行政院金融監督管理委員会(金管会)は4日、海外に進出した台湾企業にUターン上場を促しており、これまでに54社が台湾での上場を検討していることを明らかにした。5日付工商時報が伝えた。

 金管会の呉当傑副主任委員は同日、既に2社が台湾証券取引所に上場を申請したことを明らかにした。このほか12社が証券会社と上場事務に関する契約書や意向書を交わしている。

 Uターン上場の意向を示した54社のうち、30社は台湾預託証券(TDR)の発行による「第二上場」を、24社は店頭市場や興櫃市場(未公開株取引市場)で「第一上場」を目指しているという。

 香港上場企業の中国旺旺控股(ウォント・ウォント・チャイナ)は10月24日にTDRの発行申請を金管会証券先物局に行っており、早ければ今月11日にも認められる見通しだ。このほか、ノートパソコン(ノートPC)用筐体(きょうたい)世界最大手、巨騰国際控股も10月9日に申請を行っている。

 中国旺旺は調達資金を全て台湾で投資する意向を示したため、異例のスピードで審査が進んだ。