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中国銀行、台湾支店開設に意欲


ニュース 金融 作成日:2008年11月5日_記事番号:T00011360

中国銀行、台湾支店開設に意欲

 
 中国の対台湾窓口機関、海峡両岸関係協会(海協会)の陳雲林会長に同行して台湾入りした中国の主要銀行トップのうち、中国銀行の李礼輝行長は4日、「駐在員事務所の段階を経ずに、早期に(台湾への)支店開設を目指したい」と述べた。5日付工商時報などが伝えた。

 中国工商銀行も2005年に台湾での支店開設を申請しているが、これまで認められていない。同行の楊凱生行長は「当然早期の拠点開設を目指す」と述べた。同行は中国に進出する台湾企業向けの融資残高が250億人民元(約3,650億円)に達している。このため、今回の台湾訪問を機に台湾側の金融機関と交流を深め、台湾企業向けの業務を拡大したい意向だ。

 消息筋によると、中国銀と中国工商銀が台湾の金融持ち株会社への資本参加に強い関心を示しているとされる。5日には中台双方の銀行トップらによる座談会も開かれた。