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中台間の直接郵便、料金4割減に


ニュース 公益 作成日:2008年11月5日_記事番号:T00011364

中台間の直接郵便、料金4割減に

 
 これまで書留のみに限定されていた中台間の直接郵便が、普通郵便、小包、速達などまで拡大され、配達にかかる日数が2日短縮、料金は40%下がる見通しだ。中台公式協議での合意文書調印を受け、交通部は4日、早ければ2週間以内、遅くとも来月中に開始できるという見通しを示した。5日付蘋果日報が報じた。
 
 中華郵政によると、これまで上海や北京への普通郵便は、日本や香港経由で7~8日かかっていたが、今後は5~6日で届くようになる。速達は従来の3~5日から、2~3日に短縮される見通しだ。なお、昨年の台湾から中国への郵便物は539万3,000件で、中国から台湾へは651万2,000件だった。
 
 郵便物の集積袋は、現行の「中華郵政」と印されたものを使用せず、「台北郵便物処理センター」と表示したものを新たに作り、国名をめぐる争議を防ぐ。民進党の黄偉哲立法委員はこれに対し、国名表示が認められなかったためだと批判している。