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中橡、ポンペ病治療薬を大幅増産へ


ニュース その他製造 作成日:2008年11月5日_記事番号:T00011366

中橡、ポンペ病治療薬を大幅増産へ

 
 台湾水泥(台湾セメント)傘下の中国合成橡膠(CSRC、中橡)は、ポンペ病治療薬の治療対象が米食品医薬品局(FDA)に認められたことを受け、生産規模を12倍に拡大する構えだ。5日付経済日報が伝えた。
 
 台湾水泥グループの業績説明会で中橡の財務担当者は4日、ポンペ病治療薬の売上高は2億米ドル前後に達し、5%の権利金収入は1,000万米ドルに達することを明らかにした。
 
 電池事業の能元科技、首能科技の業績好調もあり、中橡の1~9月期利益は本業外利益が10億700万台湾元(約30億6,000万円)に達し、税引前利益の7割以上を占めた。
 
 中橡の翁桐林総経理によると、同社は不振の米国でのカーボンブラック事業でも人工ダイヤモンドを生産可能な新製法の開発に成功した。今後は太陽電池、半導体などの分野で応用が期待されている。