ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2008年11月5日_記事番号:T00011372
義聯集団(Eユナイテッド・グループ)傘下の広州聯衆ステンレスが、中国の大手鉄鋼メーカーと資本提携を結ぶという観測が出ており、上海宝鋼集団の徐楽江董事長が6日に義聯本社で林義守董事長と会うことから、提携対象は宝鋼集団ではないかとみられている。5日付工商時報が報じた。
これについて林董事長は、「グループ傘下の燁聯鋼鉄(YUSCO)の中国拠点は宝鋼の川下顧客であり、『産業協力』については一定程度話し合っているだろう」と語り、明確な回答を避けた。徐董事長と戦略的提携を話し合うかという質問に対しては「時期と状況を次第だ」と含みを持たせた。
宝鋼はカーボン・スチールが中心だが、ステンレス熱延鋼も年間150万トン生産している。提携が実現した場合、2社合わせて世界最大のステンレス生産量となるという。
業界関係者によると、宝鋼が生産している熱延ステンレス製品は、三井物産、新日鉄との合資による宝新ステンレスに冷延製品の原料として供給しているほか、華中地方のステンレスメーカーに提供している。一方、広州聯衆の冷・熱延製品は華南市場を中心としており、双方の市場競合は比較的少ない。
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