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無給休暇の波、メモリモジュール業界に波及


ニュース 電子 作成日:2008年11月5日_記事番号:T00011378

無給休暇の波、メモリモジュール業界に波及

 
 赤字の続く大手DRAMメーカー各社が従業員に休暇の取得を奨励しているが、この動きが川下のメモリモジュールメーカーまで波及している。ある老舗メモリモジュールメーカーは今月から来年春節(旧正月)まで、従業員に毎週当たり1日無給休暇を取ることを強制するという新手の給与削減策を採っている。5日付電子時報が報じた。

 メモリモジュール各社は、NAND型フラッシュメモリーやDRAMの価格下落に伴い、今年第1~3四半期に赤字を計上した。第4四半期も回復の兆しはみられず、メーカーの多くは生産作業員や事務職のリストラを行ったばかりだ。

 DRAM業界は現在、1日稼働すると2億台湾元(約6億円)の赤字が出るという状況で、力晶半導体(PSC)や茂徳科技(プロモス・テクノロジーズ)、華亜科技(イノテラ・メモリーズ)、南亜科技なども減産を余儀なくされている。