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作成日:2008年11月6日_記事番号:T00011383
花嫁は失踪中の弟嫁!インドネシア女性が中年男性を手玉に?
台北県中和市に住む男性、古啓宏さん(39)は2004年3月、12歳年下のインドネシア人女性、黄愛霞さんと結婚した。2年ほどたった06年5月、愛霞さんは台湾の気候や食べ物が合わないので帰国したいと言い出し、インドネシアへ。
古さんは数週間だけの里帰りのつもりで妻を送り出したが、愛霞さんは台湾に戻る意志はなく、そのまま音沙汰がなくなってしまった。
それから約2年がたった今年6月のこと。宜蘭県羅東へ遊びに行った古さんの姉が食事をしようとレストランへ入ったところ、華やかな結婚披露宴が催されていた。
会場入口に飾られている新郎新婦の大型写真を見た姉はびっくり仰天。これはまさしく、インドネシアに帰ったきり連絡が途絶えている弟嫁ではないか!?弟嫁は「黄愛霞」から名前を変えて、別の男性と結婚式を挙げているところだった。
姉は披露宴で配られた新郎新婦の写真入りカードを持ち帰り、弟に確認。愛霞さんに相違ないというので、早速警察に通報した。愛霞さんが重婚を認めたため、古さんは離婚訴訟を起こすと同時に重婚罪で告訴した。
一方、愛霞さんの新婚の夫、江さん(46)は、タクシーの運転手。結婚仲介業者を通じてインドネシアに行き、見合いで愛霞さんとの結婚を決めたが、彼女に結婚歴があることは知らなかったという。彼女を信じ、受け入れるという江さんは、重婚罪で罰金を科せられた場合は、自分が肩代わりする考えだ。
愛霞さんは現在インドネシアに里帰り中だが、果たして台湾に戻ってくるだろうか?江さんも結婚詐欺に泣かされてしまうことはないだろうか?