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作成日：2008年11月6日_記事番号：T00011385
飾り物のパンダに黒ペンキ、陳会長への抗議か
５日深夜２時頃、台北市仁愛路と敦化南路のロータリーに設置されている飾り物のパンダ４体が何者かによって黒いペンキを吹き付けられる事件が起きた。現場には「私は黒熊だ、猫熊（パンダ）ではない」というメッセージと中華民国の青天白日満地紅旗が残されていた。中国・海峡両岸関係協会（海協会）の陳雲林会長の台湾訪問に対する抗議とみられている。６日付蘋果時報が報じた。
被害に遭ったパンダは先月、台北市政府が20万台湾元（約60万円）をかけて10体を製作したうちの一部だ。４体の損傷はひどく、修復不能で、台北市では１週間以内に新しく作り直し再び同じ場所に設置する方針だ。
この事件を受け、中国からパンダの団団と円円を迎える準備を進めている台北市動物園は警戒を強め、パンダ館の警備を強化した。
